紙と樹脂フィルム、アルミ箔と紙、アルミ箔と樹脂フィルムなど、複数の素材を樹脂ワックスでラミネートする技術で、防湿、耐水、遮光などの特性に優れたパッケージを製造。箔ワックス、紙ワックスいずれにも対応し、チョコレートやクッキーなどの包装用として最適です｡

化学メーカーの協力で食品衛生企画基準に適合したエマルジョンタイプの接着剤を開発し導入。ヒートシールなどの加熱処理をしても剥離しない粘着性をもち、アルミ箔と紙、紙と紙とのラミネートが可能です。食品の硬さや柔らかさ、厚さなどを選ばず包装ができ、水分の多い食品にも対応。包材に腰がありパッケージの形状も思いのままにデザインできます。

樹脂に関するノウハウを活かして、固形分１００％の無溶剤タイプの特殊樹脂を使用。これまで食品用包材で問題となっていた接着剤の残留臭気を完全にカットしました。しかも接着面の乾燥処理が不要であり、従来、乾燥処理工程で起こっていたカールやピッチずれなどの問題がなく、薄物フィルムの貼り合わせも可能です。現在、1,200mmまで対応しています。

あらゆる素材を貼り合わせる技術ノウハウを活かして、防湿や防水、酸化防止などの機能をもつ複合フィルムによる透明パッケージを製品化。包装資材として柔軟性に冨、優れた適応性を有しています。また、優れた特徴をもったバラエティ−に富んだ包装資材を生み出すことで、多様なニーズにすばやく対応しています。

豊富な印刷関連技術を活かして、紙、アルミ箔、樹脂フィルム、セロファンなどのグラビア輪転印刷を行っています。企画・デザイン段階から印刷、製袋までのすべての工程を手掛け、カラー、モノクロ多色刷りなど、商品の魅力を引き出し、付加価値を高める種々の印刷が可能です。

各種ラミネート加工技術を発展させ、紙やアルミ箔などの素材の表裏にパラフィンワックスを使ったコーティング加工、あるいは高粘度樹脂をコーティングするホットメルト加工など、用途や目的に応じた薄膜コーティングを行っています。耐水や防湿などの機能を高めたい、温かみのある質感を付与したいなど、様々な要望に応えられる優れた加工技術です。

アルミ箔を使ったパッケージの高級感を高め、柔らかさを強調するのがエンボス加工です。絹目をはじめ、絹目格子、梨地、その他さまざまな模様に対応しています。また、エンボス加工で、社名を刻印するなど、お客様の商品の付加価値をさらに高めることができます。

包装材に関する形状設計や機能設計のノウハウと、発泡成形技術とを駆使して、耐荷重性に優れた耐衝撃シートを使用。シュークリームや和菓子など、衝撃に弱い商品の保護に役立っています。また、カラー素材や印刷シートにも対応でき、商品のもつ色や形などに適したシートの成形が可能で、商品の魅力を高めるシートとして用途が多彩に広がっています。